とき

テンスやアスペクトを効かせた「とき」よりも、 テンスやアスペクトのような「時」の要素を持たない「とき」のほうが、 ずっと使用頻度が高い。

はじめからテンスやアスペクトを強調した授業を行なって、学習者に無駄な負担を与えないこと


1.時じゃないとき
  行為の周辺を漠然と示す

    • 図書館で本を借りるとき、カードが要ります(みんなの日本語)
    • 手紙を書くとき、辞書を使います(大地)
    • ごはんを食べるとき、テレビを見ますか
    • ひとりのとき・やすみのとき・ひまなとき
    • さびしいとき・かなしいとき・
    • わからないとき・-ないとき

2.アスペクトなとき
  時の前後最中をピンポイントで指すのは、
  「まえ/あと」や「-たら」・「ところ」と似ている。
  「-おわったとき」、「-ようとしたとき」などすることで、
  時点をさらにはっきりさせることも多い

    • 教室へ入るときは、ノックしてください
    • こんど(あう/あった)とき、返します
    • おなかがすいたとき
    • バスにのっているとき

3.テンスなとき
  過去の経験(とき)をどーんと遠くへ飛ばす

    • 東京に住んでいたとき、
    • 彼女がいたとき、
    • ひとりだったとき・ひまだったとき
    • さびしかったとき・

2013-06-23 16.21.09テンスじゃない『とき』」からはじまる、大地(スリーエー)の「とき」。時の要素を持たない形容詞から入るのもうまい