ハングルとビー(ビルマ文字)

ビルマ文字もアルファベットもハングルも、いわゆる表音文字であるのに、「どうしてビルマ文字だけこんなにに読みにくいのか」

3つの文字は「音の要素(音素)をパーツにしてそれを組み合わせて一つの音節を構成する」点でも共通している。

「アルファベットとハングル」が読みやすい理由
■アルファベット
すべての要素を一文字(=ひとマス)とし、左から右へ進み、逆流することはない

■ハングル
一音節ひとマスとし、左から右、上から下に進み、逆流しない

「ビルマ文字」が読みにくい理由
■ビルマ文字
基本文字「ビー」は一文字という原則はあるものの、そのほかの要素はひとマスをつかったりつかわなかったり。マスの中でも上下左右につくことができ逆流(周辺の要素が基本文字の左や上に立つ)もする

ちなみにひらがなはすべての要素を含有した一音素に一文字をあてており(拗音と撥音については補足が必要ですね)、「アルファベット・ハングル」よりさらに読みやすい(「読みやすい」というのは優れているという意味ではありません)。

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